ダンスってどんな運動?
有酸素運動の効果について知りたい。
こんな悩みをお持ちでしょうか?
この記事を読むと、ダンスをするとどんな運動ができるかを知ることができ、運動の種類と効果についても学ぶことができます。
筆者はダンス歴6年。大学で初心者としてダンスを始め、後に振り付けを担当していました。現在は会社員として働きながらダンスを続けています。
それでは、内容を見ていきましょう!
運動の種類と効果について
タイトルにもあるように、ダンスをすることで、有酸素運動をすることができます。
では、そもそも有酸素運動とはどのような運動のことでしょうか?
まずは運動の種類と効果について見ていきましょう。
運動の種類は2つある
運動には、以下の種類があると言われています。
・有酸素運動
・無酸素運動
それぞれどのような運動を指すのか解説します。
有酸素運動とは、軽〜中程度の負荷をかける運動のことを指します。
軽〜中程度というのは、具体的には最大心拍数の60〜80%程度と言われています。
最大心拍数は、以下の式を使って推定することができます。
220 − 自分の年齢
(参考:https://www.polar.com/blog/ja/calculate-maximum-heart-rate-running/)
年齢と心拍数の簡易表を載せておきます。
年齢 | 最大心拍数 | 最大心拍数の60% | 最大心拍数の80% |
---|---|---|---|
10歳 | 210 | 126 | 168 |
20歳 | 200 | 120 | 160 |
30歳 | 190 | 114 | 152 |
40歳 | 180 | 108 | 144 |
50歳 | 170 | 102 | 136 |
60歳 | 160 | 96 | 128 |
70歳 | 150 | 90 | 120 |
80歳 | 140 | 84 | 112 |
90歳 | 130 | 78 | 104 |
・30歳のAさんの場合
最大心拍数が190なので、心拍数が114〜152で収まる程度の運動が有酸素運動となります。
・50歳のBさんの場合
最大心拍数が170なので、心拍数が102〜136で収まる程度の運動が有酸素運動となります。
あくまでも推定値ですが、参考にしてみてください。
具体的な運動で言うと、「ダンス」「水泳」「ジョギング」「ウォーキング」「サイクリング」などが挙げられます。
これらは比較的長時間続けられるような運動ですよね。
目安としては、きついと感じる手前くらいで、会話ができる程度と言われています。
無酸素運動とは、高強度の負荷をかける運動のことを指します。
高強度というのは、具体的には最大心拍数の80〜90%程度と言われています。
最大心拍数は有酸素運動で示したものと同様です。
年齢と心拍数の簡易表を載せておきます。
年齢 | 最大心拍数 | 最大心拍数の80% | 最大心拍数の90% |
---|---|---|---|
10歳 | 210 | 168 | 189 |
20歳 | 200 | 160 | 180 |
30歳 | 190 | 152 | 171 |
40歳 | 180 | 144 | 162 |
50歳 | 170 | 136 | 153 |
60歳 | 160 | 128 | 144 |
70歳 | 150 | 120 | 135 |
80歳 | 140 | 112 | 126 |
90歳 | 130 | 104 | 117 |
・30歳のAさんの場合
最大心拍数が190なので、心拍数が152〜171で収まる程度の運動が無酸素運動となります。
・50歳のBさんの場合
最大心拍数が170なので、心拍数が136〜153で収まる程度の運動が無酸素運動となります。
こちらも推定値ですが、参考にしてみてください。
具体的な運動で言うと、「短距離走」「筋トレ」などが挙げられます。
これらは短時間で力を発揮するような運動ですよね。
基本的には無酸素運動は有酸素運動と比べて長時間実施できません。
種類によって運動効果は違う
運動には有酸素運動と無酸素運動があることをお伝えしました。
この2つの運動はそれぞれ違う効果を生みます。
有酸素運動には、脂肪を燃焼させる効果があります。
有酸素運動時、体内では酸素を使いながら、脂肪をエネルギー源として筋肉を動かしています。
(実際には脂肪の他にタンパク質、ブドウ糖、グリコーゲンも消費しているようです。)
つまり、有酸素運動を続けるとダイエット効果があるんです。
ダンスのダイエット効果についてはこちらで詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
ダンスでダイエットができる理由を徹底解説【効果的な実践方法も】また、継続時間についても20分が一つの指標になっています。
・20分以内:血中脂肪を消費
・20分以上:内臓脂肪・皮下脂肪を消費
(諸説あり)
運動をどのくらい継続して行うかどうかによって、エネルギー源として使用する脂肪の種類が違うようです。
運動し始めの時は主に血中にある脂肪を使用していき、ある程度経ってから内臓や皮下にある脂肪を使用していくということです。
有酸素運動をする際は、20分を越えるように意識して行うと良いかもしれませんね。
あくまでも参考として理解しておいてください。
また、有酸素運動には体脂肪の減少の他に、高血圧や冠動脈疾患のリスクを下げる効果があると言われています。
健康のためにも日常的に取り入れたい運動ですね。
無酸素運動には、筋肉量を増やす効果があります。
具体的な運動で「筋トレ」を挙げていますから、当然といえば当然ですねw
無酸素運動時、体内では酸素を使わずに、グリコーゲン(糖質)をエネルギー源として筋肉を動かしています。
実は、無酸素運動を続けると基礎代謝を高めることができるんです。
それは、無酸素運動によって筋肉量が増え、必要とするエネルギー量が増加するからだと言われています。
無酸素運動も継続していくことで効果が出る運動です。
ここまで有酸素運動と無酸素運動について書きましたが、まとめると以下のようになります。
有酸素運動 | 無酸素運動 | |
---|---|---|
運動の強度 | 軽〜中程度 | 高強度 |
心拍数 | 最大心拍数の60%〜80% | 最大心拍数の80%〜90% |
継続時間 | 長い | 短い |
エネルギー源 | 脂肪 | 糖質 |
効果 | 体脂肪減少(ダイエット) 高血圧リスク低下 冠動脈疾患リスク低下 | 筋肉量増加 基礎代謝向上 |
運動の例 | ダンス、水泳、ジョギング、 ウォーキング、サイクリングなど | 短距離走、筋トレなど |
有酸素運動と無酸素運動では効果が違うため、目的に合わせて取り入れることが大切です。
日常にダンスを取り入れて有酸素運動を始めよう
さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。
有酸素運動をしたいなら、ダンスがおすすめです。
これには以下のような理由があります。
- 楽しく続けられる
- 天候に左右されない
- 自宅で簡単に取り組める
それぞれ詳しく解説します。
楽しく続けられる
運動は続けることで大きな効果を得ることができます。
ですが、何事も継続するのは容易ではないですよね。
ダンスの良さはなんと言っても楽しめることにあると思います。
これはダンス自体が楽しいというのももちろんですが、レパートリーが豊富で毎回気分を変えられることが強みです。
ダンスは音楽と共にありますから、音楽を変えればダンスも別物になります。
好きな音楽をかけながら運動をすれば、楽しく運動を続けることができるはずです。
天候に左右されない
ダンスは外でやるのももちろん良いですが、基本的には屋内で実施することが多いと思います。
つまり、どんな天候でも問題ありません。
せっかくやる気があるのに天気が悪いからという理由でできないのはもったいないですよね。
ダンスなら晴れの日でも雨の日でも、朝でも夜でも行えます。
もしダンスができるレンタルスタジオを探したいのなら、当サイトのレンタルスタジオ検索サービスを利用してみてください。
さまざまな条件に合ったスタジオを探すことができますよ。
自宅で簡単に取り組める
ダンスは教室に行かないとできないと思っていませんか?
ダンスは今や自宅でも簡単に取り組める時代です。
動画サイトにはダンス動画がたくさん投稿されていますし、TikTokの流行によってダンスがより身近なものになっています。
しかし、動画を見るだけで踊れるようになるのは難しいでしょう。
本格的にダンスがしたい方や、継続してダンスに取り組みたい方へ向けて、オンラインレッスンというものが登場しています。
例えば、「スポともダンス」では子供から大人まで、特にダンス初心者の方に支持されているサービスです。
希望すれば、自分が踊りたい音楽で振り入れをしてもらうこともできます。
スポともダンスについては以下で詳しく取り上げているので、参考にしてみてください。
スポともダンスの口コミと評判は良いの?【無料体験キャンペーン付】ここまでダンスで有酸素運動をすることをおすすめしてきましたが、運動の負荷をかけすぎてしまったり、逆に負荷が軽すぎる場合は、有酸素運動をしているとは言えません。
スマートウォッチを用いて心拍数を測定し、適切な負荷かどうかをチェックしながら運動すると良いと思います。
まとめ:ダンスを始めよう
有酸素運動をしたいなら、ダンスがおすすめです。
ダンスは有酸素運動ができるだけではなく、他にもさまざまなメリットがあります。
ダンスのメリットについては以下の記事で取り上げていますので、ご覧ください。
あなたもダンスを始めて楽しく運動、してみませんか?