ダンスでダイエットができる理由を徹底解説【効果的な実践方法も】

ダンスでダイエットってできるの?
効果的な方法が知りたい、、、

こんな悩みをお持ちでしょうか?

この記事を読むことで、ダンスでダイエットができることがわかり、効果的な実践方法についても学ぶことができます。

筆者はダンス歴6年。大学で初心者としてダンスを始め、後に振り付けを担当していました。
現在は会社員として働きながらダンスを続けています。

それでは、内容を見ていきましょう!

ダンスでダイエットができる理由を徹底解説

結論から言うと、ダンスでダイエットすることは可能だと考えています。

理由は単純で、今回は以下のロジックで解説していきます。

・有酸素運動にはダイエット効果がある

・ダンスは有酸素運動である

・だからダンスでダイエットができる

では、詳しく見ていきましょう。

有酸素運動はなぜダイエット効果があるのか

運動には、有酸素運動無酸素運動があります。

それぞれの区別と効果については以下の記事で詳しく触れていますので、目を通してみてください。

日常にダンスを取り入れて有酸素運動を始めよう【運動の種類と効果】

上記でも触れていますが、こちらでも有酸素運動について簡単におさらいしておきたいと思います。

・最大心拍数の60%〜80%程度の運動である

・長時間継続して行える

・脂肪を燃焼させる効果がある

では説明していきます。

最大心拍数の60%〜80%程度の運動である

有酸素運動は、軽め〜中程度の運動です。

これを具体的に表すと、「最大心拍数の60%〜80%に収まるくらいの心拍数が継続するような運動」と言えます。
(一つの指標として示していますので、参考程度にお考えください。)

運動の例としては、ジョギングやウォーキング、サイクリングなどが挙げられます。誰でも気軽に取り組める運動や、日常生活の中に取り入れやすい運動が多いですね。

長時間継続して行える

先に挙げた運動の例を見るとわかりますが、有酸素運動の特徴は、長時間継続して行うことができる点です。

通常、誰かと会話をしながらでも実施できる程度の負荷だと言われています。
例えば、ウォーキングをしながら会話ができなくなる程の疲労は感じませんよね。

負荷が低いことの利点は、子供から大人まで取り組みやすいことにあります。
つまり、子供も年配の方も同様に有酸素運動を行うことができます。

ここで大切なのは、どんな運動やスポーツをするかではありません。
あくまでも、どのくらい負荷がかかっているのかが大切です。

例えば、ジョギングをしている際に最大心拍数の80%を超えるような負荷をかけている場合、それは有酸素運動とは言えません。
このように同じ種類の運動でも、負荷のかかり方によって効果は変わります

個人に合わせた負荷をかけるように注意する必要があります。

脂肪を燃焼させる効果がある

ここが今回のキモの部分ですね。
有酸素運動は、酸素を使いながら脂肪をエネルギー源として筋肉を動かしています。

また、脂肪の種類には2種類あり、運動時間によって消費される種類が違います。

・20分以内:血中脂肪を消費

・20分以上:内臓脂肪・皮下脂肪を消費

(諸説あり)

血中脂肪とは、言葉の通り血液中に含まれる脂質のことを指します。

血中脂肪の種類

コレステロールや中性脂肪といった種類があり、細胞膜の構成成分やエネルギーを貯蔵するなどの役割を果たしています。

健康診断でよく目にする言葉ですよね。

内臓脂肪と皮下脂肪は体内に蓄積されている体脂肪のことを指します。

内臓脂肪はその名の通り臓器の周りにつく脂肪のことで、比較的エネルギーに変換されやすいのが特徴です。

皮下脂肪は皮下につく脂肪のことで、一度増えるとエネルギーに変換されづらいのが特徴です。

少し話が逸れてしまいましたが、脂肪を燃焼させる効果があるということは、すなわちダイエット効果があるということです。


ここまでをまとめると、以下になります。

軽〜中程度の運動を長時間継続することでダイエット効果が期待できる。
つまり、有酸素運動にはダイエット効果があるということです。

ダンスでダイエットできる理由

ここまで有酸素運動にはダイエット効果があることをお伝えしてきました。
では、なぜダンスでダイエットができると言えるのか?

それは、ダンスは有酸素運動だからです。

ダンスはウォーキングとジョギングの間くらいの運動強度と言われており、その指標の一つに厚生労働省が提唱している「METs」があります。

METsは身体活動の強さの単位と定義されていて、座って安静にしている状態を1METsと表します。

つまり、METsが大きいほど運動強度が高い運動と言えます。

ここで、METsと活動内容の表からいくつか抜き出してみたいと思います。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2006/11/s1109-5g.html

METs活動内容
4.0速歩(平地、95~100m/分程度)、水中運動、水中で柔軟体操、卓球、
4.8バレエ、モダン、ツイスト、ジャズ、タップ
6.5エアロビクス
7.0ジョギング、サッカー、テニス、水泳:背泳、スケート、スキー
8.0サイクリング(約20km/時)、ランニング:134m/分、水泳:クロール、ゆっくり(約45m/分)

この表ではダンスと明確に書いてあるわけではないですが、それに近しい活動内容があります。
「バレエ」「ジャズ」「エアロビクス」といった項目が速歩(ウォーキング)とジョギングの間にあることから、同様の運動強度と考えて良いと思います。

効果的な実践方法を教えます

さて、ダンスにはダイエット効果が期待できるとお伝えしましたが、ただダンスをやるだけでは効果的とは言えません。

ここでは、より効果的な実践方法について解説します。

最適解は無酸素と有酸素のハイブリッド

運動には有酸素と無酸素があることはすでに解説しました。
そして有酸素運動がダイエット効果をもたらすと書きましたが、実は無酸素運動を上手く取り入れることが必要です。

なぜなら、無酸素運動には筋肉量を増やす効果があるからです。

筋肉量を増やすとなぜ良いのか?
それは、基礎代謝を高める効果があるからです。

基礎代謝とは

基礎代謝とは、ヒトが生命維持のために消費しているエネルギーのことです。

基礎代謝が高いほどエネルギーを消費しやすいため、痩せやすいと言われています。

順を追って説明していきます。

まず、無酸素運動を行うことで、筋肉量を増やすことができます。
これは冒頭で紹介した記事にも記載されています。↓

日常にダンスを取り入れて有酸素運動を始めよう【運動の種類と効果】

では次に、筋肉量と基礎代謝の関係性を示していきます。

以下の表は厚生労働省が示している、基礎代謝の基準値です。

日本人の基礎代謝基準値

表の左側が男性、右側が女性の基礎代謝基準値です。

これを見ると、例えば20代であれば男性は大体1500kcal/日程度、女性は大体1100cal/日程度のエネルギーを基礎代謝として消費していることがわかります。

しかし大事なのは、男性の方が基礎代謝基準値が高いということです。
これを覚えておいてください。

続いて、ヒトの身体のどの部分がどのくらい代謝をしているのかという割合を示します。

以下の表は、ヒトの臓器や組織における代謝量とその割合です。

ヒトの臓器・組織における安静時代謝量

表の一番右側は、全身を100%とした時の代謝量の割合を示しています。

赤枠で囲った部分を見ると、骨格筋が全体の22%を占めていることがわかります。
これは他と比べても最も高い割合です。

骨格筋とは

一般的に筋肉と呼ぶ場合は骨格筋のことを指しています。

また、男性の方が女性よりも筋肉(骨格筋)量が多いことは一般的に知られています。
つまり、筋肉量の多い男性の方が基礎代謝が高いということです。

まとめると、以下のようになります。

筋肉量を増やすことで、基礎代謝を高めることができる

これで無酸素運動の必要性を理解してもらえたでしょうか?
痩せやすい体を手に入れるために、無酸素運動を適切に取り入れましょう。

有酸素運動と無酸素運動のタイミング

もう一点重要なことがあります。
それは、有酸素運動と無酸素運動をどの順番で行うかという問題です。

結論から言うと、以下の順番がベストです。

無酸素運動→有酸素運動

理由を説明します。

無酸素運動を継続すると、筋肉量を増やし基礎代謝を高めることができるとお伝えしました。

実は筋トレなどの無酸素運動をすると、成長ホルモンが分泌されることが知られています。
成長ホルモンは「筋肉」「骨」「脳」「免疫」など、体の様々な機能に作用します。

つまり、健康な体に欠かせないものなのです。

それだけではありません。
成長ホルモンには脂肪を遊離脂肪酸へと分解する働きがあり、この時に運動をすることで、脂肪を燃焼しやすくなるのです。

つまり、成長ホルモンには、脂肪燃焼を促進する作用があるということです。

このような理由から、以下の順番で運動を実施することをおすすめします。

無酸素運動→有酸素運動

実施する際の注意点

最後に、運動をする上での注意点を述べておきたいと思います。

・強度をあげすぎない

・楽しくできる方法を探しましょう

詳しく解説します。

強度をあげすぎない

有酸素運動は軽〜中程度の負荷をかける運動です。
運動しながらでも人と話ができるくらいを目安にしましょう。

効果を求めすぎて運動強度を上げてしまうと、無酸素運動に近い状態となり、むしろ逆効果となる恐れがあります。

また、ダンスに関して言うと、ジャンルによって運動強度が変わってくることがあります。

例えばアクロバティックな動きの多いダンスは、無酸素運動に近い運動になると思います。

適切な負荷をかけることを意識しましょう。

しかし、適切に負荷をかけられているかを感覚で理解することは難しいでしょう。

常に負荷を確認したい場合には、スマートウォッチを用いて心拍数を測定し、適切な負荷かどうかをチェックしながら運動すると良いと思います。

楽しくできる方法を探しましょう

せっかくやる気が出ても、続けられないともったいないですよね。

効果があるとわかっていても、退屈に感じるものはなかなか続けられないのが人間だと思います。

ダンスに関して言うと、いきなり始めようと思っても、「どこから始めるべきか」「何をするべきか」などがわからないと思います。

そのような状況に陥らないために、ダンスのレッスンを受けてみるのはいかがでしょうか?
最近ではオンラインで自宅からレッスンを受けられる「スポともダンス」というサービスがあります。

特にダンス初心者の方に支持されているサービスです。
こちらでスポともダンスの口コミについて解説していますので、ぜひご覧ください。

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まとめ:ダンスでダイエットを始めよう

さて、ダンスでダイエットができると理解してもらえたでしょうか?

かなり深く解説してしまったのですが、大切なのは以下です。

・無酸素運動で基礎代謝を高めよう

・有酸素運動で脂肪を燃焼させよう

・楽しく続けよう ←重要

「楽しく」は本当に重要です。

一人で続けるのは厳しいという方には、ダンススクールに通ってみるという選択肢もありだと思います。

ダンス仲間がいることは本当に心強いです。
こちらでダンス初心者の大人向けスクールを紹介していますので、ぜひご覧ください。

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辛いダイエットではなく、楽しいダイエットができたら最高ですよね。


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